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2008年04月09日

素敵な笑顔でチャーミングー! 裁判員制度

 今回は、「裁判員制度への不安が裁判所の現場からあがっている」という想像をして、Q&Aを考えてみました。裁判所で働いてらっしゃる方々からの質問、という設定で書いております。ご理解くださいませ。
 これさえ読めば不安は解消し、裁判所はチャーミングー! な笑顔でいっぱいになるでしょう。

【内容】
Q1.裁判員候補者がバカばっかりだったらどうしたらいいですか?
Q2.裁判員制度意識調査で思うような結果が出なくて困っています。国民の積極的参加をうながす方法はありませんか?
Q3.女性の積極参加希望者が少なくて心配です。女性の積極参加をうながすためにできることはありますか?
Q4.裁判員が陰惨な現場写真を見て嘔吐しないか心配なのですが?
Q5.国民が抱いている「裁判員の責任の重さ」「素人にもできるのかという不安」を緩和する方法はありますか?



↓過去の裁判員制度関連記事はこちら↓
裁判員制度を知ろう 広報行事とネットの活用
http://chisai.seesaa.net/article/68916080.html
おっぱっぴー! 裁判員制度
http://chisai.seesaa.net/article/81713718.html
男は黙って! 裁判員制度(「裁判員○○!」の代替案)
http://chisai.seesaa.net/article/92369170.html


PARENTAL ADVISORY EXPLICIT CONTENT
 未成年者には不適切な、暴力的な描写、極論、ウソ、下ネタ等が含まれています。保護者の皆様は、お子様が読んでいるのを発見した場合、直ちに適切な指導を行ってください。放っておくと学力低下につながるおそれがあります。

 あ、レッツだゴー!

Q1.裁判員候補者がバカばっかりだったらどうしたらいいですか?
 裁判員制度が近づくにつれて、無関係としか思えない一般の傍聴人が、徐々に増えてきました。変な人もいまして、特にある男性は、地裁の小法廷でよくウロウロしていて、貧乏な被告人の窃盗被告事件ばかりを見て、法廷の模様をブログに書いているようです。不真面目な窃盗犯に同情するような内容で、これがまたくだらないんだ。刑事訴訟を何にも分かっていない。裁判所や検察庁を批判すればウケると思い込んでいる。どうせ、上告、抗告、控訴の違いが分からないどころか、三権分立すら知らないのでしょう。
 本物のバカだと思いました。そんなバカな連中が刑事裁判を裁くと思うと恐ろしいです。
 裁判員は、有権者名簿からくじで選ばれますが、バカばっかり集まったらどうしたらいいのでしょうか?
〔Aさん・46歳・男性〕

A.役所や警察を総動員して候補者の素性を調査してください。
 なんだか自分の苦情を読んでいるような気がするのは、自意識過剰でしょうか? よく分かりませんが、ものすごい怨念を感じてしまいました。

 ところで、どうしてその程度のことが心配なのですか? 裁判所はすごい力を持っているのですよ。バカを除外するぐらい簡単じゃないですか。
(公務所等に対する照会)
第十二条 裁判所は、第二十六条第三項(第二十八条第二項(第三十八条第二項(第四十六条第二項において準用する場合を含む。)、(第四十七条第二項及び第九十二条第二項において準用する場合を含む。)、第三十八条第二項(第四十六条第二項において準用する場合を含む。)、第四十七条第二項及び第九十二条第二項において準用する場合を含む。)の規定により選定された裁判員候補者又は裁判員若しくは補充裁判員について、裁判員又は補充裁判員の選任又は解任の判断のため必要があると認めるときは、公務所又は公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができる。
2 地方裁判所は、裁判員候補者について、裁判所の前項の判断に資するため必要があると認めるときは、公務所に照会して必要な事項の報告を求めることができる。

裁判員の参加する刑事裁判に関する法律(平成十六年法律第六十三号)
http://www.saibanin.courts.go.jp/shiryo/pdf/02.pdf


 裁判所は、裁判員の《選任又は解任の判断のため必要がある》として、《公務所又は公私の団体》に《必要な事項》の問い合わせができるのです。これが「第十二条パワー」です。

《裁判員の参加する刑事裁判に関する規則》では、裁判員法第十二条について、《裁判員候補者の本籍照会の方法》として触れられています。
(裁判員候補者の本籍照会の方法・法第十二条)
第十条 地方裁判所は、市町村(特別区を含むものとし、地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第二百五十二条の十九第一項の指定都市にあっては、区とする。以下同じ。)に対し、裁判員候補者について本籍の照会をするときには、当該市町村の選挙管理委員会が当該地方裁判所に送付する裁判員候補者予定者名簿に付して本籍を回答するよう求めることができる。

裁判員の参加する刑事裁判に関する規則(平成十九年最高裁判所規則第七号)
http://www.saibanin.courts.go.jp/shiryo/pdf/27.pdf

 表向きはそれでいいじゃないですか。あくまでも規則に《できる》と書いてあるだけですからね。本籍照会以外やってはいけないとは書かれていません。

 第十二条パワーを検証してみましょう。

《選任又は解任の判断のため必要がある》の定義は何ですか?
 裁判所が《必要がある》と思えばそれでいいじゃないですか。

《公務所又は公私の団体》の定義は何ですか?
公務所=役所
公私の団体=あらゆる団体

《必要な事項》の定義は何ですか?
 裁判所の主観で判断すればいいじゃないですか。

 裁判所は、裁判員候補者について、あらゆる団体に対して、「必要がある」という言い訳さえ用意できれば、「必要な事項」という名の下に、何でも問い合わせが可能なのです。
 第十二条パワーの素晴らしさが分かってきましたか?

 つまり、裁判所は、裁判員候補者について、好き放題あらゆる団体に問い合わせできるのです。

 ほら、バカの除外なんて、簡単でしょ?

 市町村役場に問い合わせれば、家族構成はどうなっているのか、どういう制度を利用しているのか、前科はあるか、クレーマーではないか等、色々分かります。
 税務署に問い合わせれば、納税額、滞納額などが分かります。
 出身校に問い合わせれば(記録が残っていれば)学力が分かります。
 職場に問い合わせれば勤務態度、評価が分かります。一緒に仕事する人ですからね。仕事ができて従順な人がいいですよね。
 仕事ができないのに屁理屈ばかり言う人は外したほうがいいですよ。口が達者な割には決断力がないですから。私のように。

 なかでも利用価値が高いのは警察です。
 犯罪歴、交通違反歴はもちろん、過去の記録を検索したり、尾行させたりすれば、思想だって分かります。過激派のスパイが入り込んだら裁判所の恥ですからね。変な集会に出入りしていないか十分に身辺調査してもらって下さい。

 第十二条パワー解禁の時期は、第十二条第2項の意味がよく分からないので微妙ですが、少なくとも裁判の6週間前までに訪れます。
 次のリンク先でいうところの《事件ごとに名簿の中からくじで候補者が選ばれます》の時点です。

《裁判員の選ばれ方》裁判員制度
http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/how_to_choose.html

 でも、勝手に調査すると国民の怒りを買う?
 そんなの気にしなくてかまいません。だって、テレビや新聞はもちろん、インターネットですら、第十二条パワーについてほとんど触れていないのですから。ずーっと気付かれないですむ可能性だってあります。

 もしバレたって、社会保険庁がおこなった年金未納の分母減らしの時みたいに、役所が自主的に行ったと言い張ればいいのです。裁判所はあくまで問い合わせただけで、各団体が勝手にやり過ぎちゃっただけだと言えばいいのです。裁判所の責任は逃れられます。

 ですから、ヤバそうなことについては、具体的な指示をしていないと言い逃れるために、「裁判員の問い合わせなんですけど、○○と○○と○○と、あとはうまいことそっちでやっといて下さい」などと、曖昧に言っておけばいいのです。
 ヤクザが恐喝にならないよう言葉に気をつけるようなものですね。「名古屋港に沈めるぞ!」はダメだけど、「冬の名古屋港は冷たいぞぉ!」だったら恐喝にならないというような。

 第十二条パワーとヤクザの脅し文句が合体すれば、怖いものなんかありません!
 もともと法的な根拠があるのですから。

 当然ご存知かと思いますが、裁判員候補者は質問の返事を正当な理由なく拒むことはできません。こちらも大きく役立ちそうです。

《質問票に虚偽の内容を書いたり,選任手続における質問に対して嘘を言った場合,罰せられることはあるのですか。》裁判員制度
http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c3_25.html

 参考になりましたでしょうか。ご質問ありがとうございました。どこかの裁判所で出会うことがありましたら、お互いうまいことやりましょう。



Q2.裁判員制度意識調査で思うような結果が出なくて困っています。国民の積極的参加をうながす方法はありませんか?
 裁判員制度に関する意識調査の結果はショックでした。我々がどんなに広報活動を頑張っても国民には理解してもらえないのですね。何度もセミナーを開いて、法廷見学のガイドをして、電話対応も丁寧にして、意地悪な質問に何度も答えてきたのに。悔しいです。
 裁判員の積極参加をうながす方法はありませんか?
〔Bさん・33歳・男性〕

A.設問や選択肢を工夫して結果をコントロールして下さい。
 おお! 意識調査の結果がアップされたのですね。ありがとうございます。

「裁判員制度に関する意識調査」結果
http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/08_04_01_isiki_tyousa.html

 私も職員の皆様にはお世話になっております。見学ガイド等で頑張っていらっしゃいますね。Bさんたちの頑張りは、よく見かけておりました。
 あんなに頑張ったのに、積極参加希望者が15%そこそことは、悔しくて当然ですね。お気持ち分かります。

 でも、まあ、結果的には参加OKが6割なのですから、良かったじゃないですか。これはね、ひとえに、選択肢の作り方が良かったからです。
あなたは裁判員として刑事裁判に参加したいと思いますか。当てはまると思うものを、
次の中からひとつだけお聞かせください。

「裁判員制度に関する意識調査」 調査結果報告書 巻末資料 調査票
http://www.saibanin.courts.go.jp/topics/pdf/08_04_01_isiki_tyousa/siryo3.pdf
 この設問は普通です。でも選択肢が素晴らしかった。
 それに対する選択肢は次の5つです。

(1)参加したい
(2)参加してもよい
(3)あまり参加したくないが義務なら参加せざるを得ない
(4)義務であっても参加したくない
(5)わからない

 努力の跡がうかがえる選択肢となっています。何だかんだ理由ありつつも、ほとんどの人が「参加する」という選択をするよう、工夫されています。

 5つのうち、「参加したくない」という選択肢は、たったの1つだけ(4)です。一方、「参加する」という選択肢は、(1)(2)(3)と、5つのうち3つもあります。

 とくに、(3)の「あまり参加したくないが義務なら参加せざるを得ない」は、「義務」と「せざるを得ない」という言い訳がましい言葉で、回答者の良心を悩ませています。ほとんどの(4)「義務であっても参加したくない」を選ぼうとした回答者は、「最高裁の調査で『義務を果たしたくない』とは言いづらい」と思い、(3)に乗り換えたのではないでしょうか。
 非常に良くできたテクニックです。参加するが6割にのぼったのは、選択肢がよかったからです。

 方針は間違っていません。ですから、今後の調査では、この方向を進めていけば良いのです。
 私も作ってみました。

【問】
 裁判所が国民の常識とかけ離れていると批判されて久しい。被害者感情を逆撫でするような判決、取り返しのつかない冤罪など、司法への国民参加は待ったなしの状況となっている。今や司法への信頼は崩壊寸前である。これは民主主義の危機である。
 そうした状況を踏まえ、司法制度改革審議会によって、裁判員制度が提言され、平成21年までに行われることとなった。
 あなたは、司法に国民感覚を取り入れ、被害者感情を逆撫でしない判決や、取り返しのつかない冤罪を防ぐため、裁判員制度に参加しますか?

【答】
(1)ぜひ参加したい
(2)めっちゃ参加したい
(3)めっさ参加したい
(4)どえりゃあ参加したい
(5)参加しないはずがない
(6)参加したくないことはないことはないことはない
(7)参加したくないことはないことはないことはあるのか
(8)参加したくないことはないことはないことはないのか
(9)参加したくないことはないことはってもう分からん
(10)参加してもよい
(11)参加したくないとか考えられへん
(12)参加するなら金をくれ
(13)そら義務じゃけ参加せないけんじゃろ
(14)義務か岐阜か分からんでかんけど参加するがね
(15)義務って知らなかったわ意地悪ね参加しないわよどんだけぇ〜
(16)義務だけど参加したくない、なぁい、なぁい、ララララーイ、裁判員ゴーゴー!
(17)義務だけど参加したくないことはないことはないことはあるのか
(18)義務だけど参加したくないことはないことはないことはないのか
(19)義務だけど参加したくないけど昨日のケムトレイルは最高裁の仕業だな
(20)義務だけど最高裁の期待にこたえて裁判員参上!


 いかがでしょう? 作った自分でも「参加したくない」という選択肢がどれなのか分からないほどです。
 使用される場合は、いくら払っていただけるのか、メールでお申し込みください。金額を見て判断いたします。領収書は百均で買ってきますのでご安心ください。数字と数字の間は空けておきますね。ご質問ありがとうございました。



Q3.女性の積極参加希望者が少なくて心配です。女性の積極参加をうながすためにできることはありますか?
 裁判員制度に関する意識調査では、「参加したい」「参加してもよい」と答えた積極参加希望者は、男性19.2%に対して、女性のほうは12.1%と少なくなっています。同じ女性として残念です。
 女性の積極参加をうながす方法はありませんか?
〔Cさん・29歳・女性〕

A.思い付きませんが、女性の裁判員候補者に逃げられない対策として、コンドーム配布が効果的です。
 意識調査にはもう一つ特徴があります。若い人のほうが積極参加したがっている傾向があるのです。女性の「参加したい」「参加してもよい」を年代別に見てみましょう。

女性20代 23.6%
女性30代 14.2%
女性40代 12.8%
女性50代 9.9%
女性60代 8.0%
女性70代以降 6.8%

 20代女性の5人に1人以上が裁判員制度に積極参加したいと考えているようです。これは期待できます。彼女達を絶対に手放してはいけません。
 しかし、私は心配です。だって…、

できちゃったらどうしよう!
妊娠中または出産の日から8週間を経過していない。

《質問票でおたずねすること》
http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/situmon.html

 妊娠されてしまったら逃げられてしまいます。これは何としてでも阻止しなければ!

 そこで、裁判所から呼出状を送る際に、避妊具を同封してはいかがでしょうか?
 値段と効果から考えて、コンドームか、女性用コンドームが良さそうです。

《避妊》Woman's Medi Navi
http://www.e-medinavi.com/frame-top.htm

 これで20代女性を囲い込めますね。突然の辞退を恐れることはありません。
 では、例の「裁判員参上!」代替案に、ひとつ加えます。

「裁判員避妊!」
 裁判員候補者の夫、彼氏は、避妊に協力しましょう。

「裁判員参上!」代替案をたくさん見たい方はこちらへどうぞ
男は黙って! 裁判員制度
http://chisai.seesaa.net/article/92369170.html



Q4.裁判員が陰惨な現場写真を見て嘔吐しないか心配なのですが?
 裁判員は、刑事裁判の特に凶悪事件を中心に参加するわけですけども、そういった事件の証拠には目を覆いたくなるようなものがあるんです。
 ひどいものになると、一見すると血なんか見あたらなくて、食べ物が散らかってるように見えて安心していたら、言われてから痛んだ肉片だと気付くようなこともあって、そんな時は夜眠るのが怖くなります。目を閉ると思い出してしまうのです。ひどいときは、眠るまで恐ろしい光景と戦って、深夜に何度も起きるのですが、その度に肉片が目に浮かんで、朝になったら肉片の夢で目が覚めるのです。
 夜眠るのは各自気を付けていただくとしても、私だっていまだに吐き気をこらえることがあるぐらいですから、裁判員の皆さんが戻されないか心配です。法廷で嘔吐なんてことになりますと、後かたづけが大変ですし、審理も中断してしまいます。何か良い方法はないでしょうか?
〔Dさん・43歳・女性〕

A.ビニール袋をたくさん用意しておきましょう。
 難しいですね。神聖な法廷がゲロで汚れてしまったら大変です。
 最高裁もハッキリしたコメントを出していません。どうするつもりなのでしょうか。

《死体の写真なども見なければいけないのですか。》裁判員制度ウェブサイト
http://www.saibanin.courts.go.jp/qa/c4_11.html

 でも、大丈夫です。神聖な法廷をゲロから守る本邦初の対処法です。心してお読みください。
 裁判員席に頑丈なビニール袋をたくさん用意すればいいのです。
 裁判員はビニール袋に嘔吐します。
 以下、裁判員が嘔吐したときの手順を説明いたします。

 凄惨な写真を見る場面が来たら法廷内の全員がマスクをします。感染症の防止です。
 裁判員は、いつでも嘔吐を受け止められる位置に、ビニール袋を持ちます。

 廷吏は、ビニール手袋をはめて、ビニール袋がセットされたバケツを持った嘔吐物処理班と、ペーパータオルを片手に裁判員の背中をさする裁判員介抱班の、2グループに分かれます。

 裁判員が嘔吐しても気にしないで審理を続けてください。ゲロった裁判員を待っていたら3日間はあっという間に過ぎてしまいます。

 嘔吐物処理班は、ビニール袋の入った汚物を受け取り、ビニール袋をセットしておいたバケツに入れます。すぐに封をして裁判官が出入りするドアから法廷外に持ち出します。ドアは開け放ったままで構いません。換気ができます。

 裁判員介抱班は、裁判員席に汚物が飛び散っていればペーパータオルで拭き、片手が開いたら裁判員の背中をさすります。ペーパータオルは、ビニール袋に密封して、手の空いた廷吏に持ち出してもらいます。

 このように、あらかじめ組織的な対策を立てておくことで、突然の嘔吐に慌てることなく、審理を続けることができます。
 ゲロったっていいじゃないかという、発想の転換です。

 なお、嘔吐物処理班および裁判員介抱班は、職員のなかからくじで選任されます。



Q5.国民が抱いている「裁判員の責任の重さ」「素人にもできるのかという不安」を緩和する方法はありますか?
 裁判員制度に関する意識調査によると、《裁判員として参加する場合の心配及び支障》では、1位は「判決で被告人の運命が決まるため責任を重く感じる」で75.5%、2位は「素人に裁判が行えるのか不安である」で64.4%との結果が出ました。このような漠然とした不安を取り除くにはどうしたらいいのでしょうか?
〔Eさん・41歳・男性〕

A.「判例および求刑の8掛けを下回る量刑を選べば検察庁は控訴する」と大々的に宣伝して下さい。
 もういい加減覚えて下さいね。
 以前から申し上げておりますが、裁判員が参加するのは第一審(地方裁判所)の重大事件のみで、控訴さえされれば、高等裁判所で職業裁判官によって判断されます。
 負担に感じることはないのです。どうせ後からプロの裁判官が裁くのですから。

 では、控訴されない可能性はあるのでしょうか?
 それはもちろんあります。
 刑事裁判の主人公は被告人です。被告人の控訴は水ものです。本人の気持ち次第ですから。

 でも控訴できるのは被告人だけではありません。別ルートがあります。
 それは検察官です。こちらの行動は予測可能です。
 検察庁の研究なら検察統計です。

《検察統計(2006年)》e-Stat 政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001018044

 上記リンク先の下の方に《控訴申立ての理由及び原判決の結果別 検察官が控訴した被告事件の人員》というエクセルファイルがあります。興味のある方はじっくりご覧ください。

 平成18年に検察官が控訴した被告人は257人です。次に申し立ての理由トップ3を見てみましょう。

1.量刑不当 147人(57.2%)
2.事実誤認 56人(21.8%%)
3.法令違反 32人(12.5%)

 ご覧のとおり量刑不当を理由とした控訴が半分以上を占めています。判例よりも軽めの刑を選択すれば控訴される確率は高そうです。

 よく言われている「求刑の8掛け」も利用できそうです。
 例えば、求刑が懲役10年なら、

求刑10年 × 0.8 = 懲役8年

となって、判決は懲役8年が多いと言われています。信じるか信じないかはあなた次第です!

 求刑の8掛け説を信じるならば、検察官に控訴させる量刑は、

1.判例よりも軽い
2.求刑の8掛けよりも軽い

という2点が必要だと考えられます。

 では、控訴された被告人の運命は、どうなってしまうのでしょうか?
 再び検察統計に戻ります。先ほど量刑不当で検察官に控訴された147人がどうなったのか見てみましょう。

1.刑が重くなった 98人(66.7%)
2.控訴棄却 42人(28.6%)
3.刑を軽くした 4人(2.7%)
4.刑が同じ 3人(2.0%)

 ほとんど高裁で刑が重くなっています。どーですか国民の皆さん!
 迷ったり、責任に押しつぶされそうになったりしたら、とりあえず軽い刑を言い渡しておけばいいのです。簡単ですね。

 もちろん、事実認定で迷ったら、被告人に有利な方向で判断して下さい。「無罪」でいいんです。どうせ、検察官が控訴して、高裁で職業裁判官が裁きますから。

 Eさん、これをウェブサイトやパンフレットに載せないのは、もったいないです。私が書きますから載せませんか? 何ならこれをそのまま転載していただいてもかまいませんよ。領収書の数字は間を空けて書きますから、ぜひ発注してくださいな☆


 裁判所の皆様、これでご安心いただけましたでしょうか。今後とも、迷惑ばかりかけてしまいますが、よろしくお願いいたします。

 裁判員でシンキングー!

【参考文献】
《「社会調査」のウソ リサーチ・リテラシーのすすめ》(谷岡一郎・文春新書)
Woman's Medi Navi
http://www.e-medinavi.com/
裁判員制度
http://www.saibanin.courts.go.jp/
e-Stat 政府統計の総合窓口
http://www.e-stat.go.jp/
《嘔吐(おうと)物の処理方法》群馬県 http://www.pref.gunma.jp/index.html
http://www.pref.gunma.jp/cts/contents?CONTENTS_ID=28194
タグ:裁判員制度
posted by 絶坊主 at 12:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 裁判員制度 応援団ひとり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもしろい! 特にQ1とQ2は深いですねぇ。

Q3は、発想が無茶すぎておもしろいです。

それにしても、いろいろと細かく読んでおられますねぇ。
Posted by みそしる at 2008年04月23日 12:28
Q1は深いというよりヤバイです。自分でもヤバイと思います。どうヤバイのか言えないぐらいヤバイです。

Q2はすぐ気付きました。意識調査は私にネタを用意するためにおこなわれたのかと思いました。嬉しかったです。

裁判員制度の広報に足りないのは面白さです。だから勝手に面白い広報しようと頑張っております(^^)

この記事は120点の自己採点をつけておきます。

でも、すいませんm(_ _)m
こんなことやってたので、みそしるさんからの注文の品がほったらかしでした。ヤバイです。どうヤバイのか言えないぐらいヤバイです!!!
急いで資料を読み込みます(>_<)
Posted by 絶坊主 at 2008年04月23日 21:44
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